鮮魚・活魚

福島県請戸港の魅力

知名度の高い常磐沖の魚達がここに集結

 請戸漁港は、福島県の浜通り地方のほぼ中央部の双葉郡浪江町にあります。県下でも大きな漁港で、古くから沿岸漁業が営まれ水産業の拠点として発展してきました。

 四季折々に多彩で新鮮な旬の魚介類が水揚げされ、活気溢れる賑わいの漁港として、地元の人にも親しまれてきました。
また、請戸漁港常磐沖で捕れる新鮮な活魚のほとんどが高級魚です。請戸の活魚は、東京の築地魚河岸でも「トップ引き」といい最初にセリにかけられるほど知名度が高く、昔から高い評価を得ていました。

 私たち柴栄水産は、高いブランド力のある請戸漁港の活魚が、地元地域の誇れる魅力のひとつであると考えています。

直売所

請戸漁港から直送で鮮度抜群
当社ならではの品質と価格でご提供致します

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 魚を見続けてきて120年余り。
当社は日々請戸港で水揚げされた魚をセリにて厳選し、こだわりと自信を持って出荷・販売をしております。

 当直売所では、そのセリで落とした魚を漁港から直送で届け、販売しております。その為、お買い求めやすい価格となっておりますが、品質に間違いはありません。切り身やお刺身、盛り合わせなども気軽にお申し付けください。
直接のお求め以外にも、お電話にて発送も承っております。

 季節や天候により水揚げが中止になる場合もございます。
予めご指定の魚種やご要望がありましたら、事前にご連絡いただけますとスムーズに対応できます。
できる限りご要望に沿えるよう努めます。皆様からのご連絡をお待ちしております。

営業時間:10:00〜16:00
日曜、祝日定休日(カレンダーにより日にちが変更になる場合がございます)
TEL:0240-23-5411   FAX:0240-23-5412

請戸港魚種名鑑

 請戸港で水揚げされる代表的な魚をご紹介します。
年間を通じて見れる魚もいれば、限られた旬の魚など。四季折々さまざまです。

 業界では、寒流と暖流(親潮と黒潮)がぶつかる、茨城から福島の常磐沖で漁獲される魚を常磐ものと呼びます。
その常磐もの中でも自信を持って誇れるのが、この請戸ものです。

 紹介する魚以外にも、毎日のセリでは色々な魚が水揚げされています。
当社は目まぐるしい速さのセリの中でも1匹1匹をしっかりと厳選し、日々消費者の皆様へ届けています。

「春(Spring)」

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 春の代表的な魚は、小女子、アイナメ、メバル、ホウボウなどです。
 魚に春で鰆(サワラ)もいますが、請戸では主に秋から冬にかけて水揚げされます。回遊魚は特に全国で統一してこの時期が旬というのは難しい魚もいます。

 残念ながら近年では、小女子、アイナメが不漁となっています。前者は全国、後者は相双地区で特に漁獲量が減っているというのが現状です。

「夏(Summer)」

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 夏の代表的な魚は、マコカレイ、スズキ、マゴチ、水タコ、ホッキ貝、穴子などです。
特に夏のマコカレイ、スズキは味も値段も別格です。豊洲市場でも評価が高く、状態次第では1位、2位を争う程です。

 この時期は色々な漁法が盛んに行われるため、水揚げされる魚の種類も豊富で毎日色々な魚が見れます。そのため、漁師、市場、魚屋は活気に溢れる時期でもあります。

「秋(Autumn)」

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 秋の代表的な魚には、シラス、サワラ、ヒラツメカニなどです。
特にこの時期に請戸で代表的な魚はシラスです。夏から長ければ冬の始め頃まで続き、秋頃にピークを迎えます。
多い時では数十トン単位で水揚げが行われます。

 もう一つ代表的な魚として、鮭があります。しかしながら、震災で鮭の放流ができなくなり、名所であった請戸のやな場(簗場)も現在は無くなっています。
台風が多くなる季節でもあるので、1年間で一番自然の影響を受ける時期でもあります。

「冬(Winter)」

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 冬の代表的な魚には、ヒラメ、ナメタカレイ、マダイ、白魚、マタコなどです。
常磐もの筆頭であるヒラメが旬を迎えます。冬は全体的に魚に脂がのり美味しい魚が豊富です。旬の魚は刺身で、卵を持った魚は煮付けで食べます。鍋に最適なアンコウやタラが水揚げされるのも冬です。

 ヒラメの次に有名なのは白魚です。近年は漁獲量が増え、価格も下がっています。
当社が取り扱う白魚を是非一度ご賞味いただけたら、その鮮度の良さと美味しさに感動していただけると自負しております。