春の代表的な魚

小女子

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 小女子(コウナゴ)と呼びます。関西ではイカナゴと呼ばれたりします。
元々、小女子は資源保護のため県によって漁の期間(約2ヶ月~3ヶ月程度)が定められておりシラスにくらべ加工期間が短く貴重なちりめんです。

シラス同様2.0cm位が価値観が高いのですが漁が始まって20日もすれば大きく育ってしまうため、ちりめんとしての製品はいくらもできないのが難点でした。
ですが、近年は全国的な不漁を受け市場から消えつつあります。
 小女子はシラスより磯の香りが少しだけ強いのと柔らかいのが特徴で魚好きな人には根強い人気商品です。 脂も多く、成長して女郎魚(メロウド)となると養殖魚の餌として重宝されています。

 減少傾向となっている理由については色々と諸説がありますが、震災前のように大量の小女子が水揚げされるのを願うばかりです。

アイナメ

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 震災前の請戸港で水揚げされるアイナメは全国でも高い評価を受けていた魚の一つです。
体表の色が黄色いのが雄で写真のような褐色模様が雌です。

 味はねっとりと柔らかく、甘みが強く、脂も多く乗っている為、一度食べたら忘れられません。 刺身は当然のこと、アイナメのなめろうは絶品です。ご飯もお酒も止まらなくなります。

 アイナメは環境の変化に弱く、活かすことが難しい魚です。
その為、セリにかかったアイナメは丁寧に扱われ、素早く出荷されていきます。

 是非一度、機会があれば召し上がっていただきたい魚です。

メバル

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 メバルは一般的にも知名度が高い魚だと思います。
中でも請戸港で水揚げされるメバルは品質が高く、評価も高いです。

 しかし単にメバルといっても、メバルという名前の付く魚は多くいます。
シロメバル、クロメバル、ウスメバル、キツネメバル、タヌキメバル・・・といった具合に出てきます。 写真のメバルは、シロメバルとウスメバル(アカメバルまたはオキメバル)です。

 メバルは刺身、焼き、煮付け、何にでも美味しく召し上がれます。
春告魚とも呼ばれており、当然ながら旬はその春頃となります。

ホウボウ

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 ホウボウは胸ビレが綺麗で、水族館などでよく見かけます。
またこのホウボウは「ボーボー」と鳴くことも特徴です。魚が鳴くのは珍しいですが、とても見ていて飽きない魚という印象です。

 そんなホウボウですが、市場では高級魚として取引されており、魚通ならではの食材です。
味わいは淡白で、旬の時期は甘みが強く美味しいです。旬は12月〜4月です。

 ホウボウによく似た魚で金頭(カナガシラ)という魚がいます。見分け方は、体の大きさと胸ビレで判別できます。