ヒラメ (Paralichthys olivaceus) 【ヒラメ科】

高級魚の筆頭とも言えるヒラメの旬は10月〜2月の寒い時期で脂がのってるほどうまみを増す。
マグロ同様、寿司、和食にならなくてはならぬ白身の代表格であるの事はいまや常識。
1kg以下のヒラメを「ソゲ」と呼ぶ。
縁側の白身の部分は僅かの量しか取れず最も貴重な部分と言えこれが絶品の味わいをだす。
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スズキ (Lateolabrax japoincus) 【スズキ科】

成長するにつれて呼び名が変わる出世魚。
生まれたては「コッパ」、20〜30cmを「セイゴ」、30〜50cmを「フッコ」、3〜4年経ち60cmを超えると「スズキ」となる。
旬は6月〜8月。えらがピンとしていて皮が綺麗なほど鮮度の高い証拠。まさに常磐のスズキは全国的に最高の評価をされており価値観が高い。
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マコガレイ (Pleuronectes yokohamae) 【カレイ科】

このカレイほど一年間に価格の変動が激しい魚はいない。旬の夏場はヒラメをも圧倒される価格で取引されその価格から刺身以外にない。夏場に限っては、ホシガレイと同等の扱いである。
子を持ち出す冬場になるとほぼ一般の人でも購入できるぐらいの価格にまで安くなり煮付けや塩焼きで調理される。
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イシガレイ (Ksreius bicoloratus) 【カレイ科】

日本の各地に棲息し70センチを超えるやや大形のカレイである。目のある表側に石のような骨板(右アップ画像参照)が、名の由来になっている。
基本的には活けを刺身にするのが美味しい。
秋から冬にかけて子を持ち、意外に美味いのが塩焼きや煮付、これは身質のよさに旨味も倍増して最上の一品になる。
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マダイ (Pagyurus major) 【タイ科】
魚の王様マダイは、北海道以南の水深30メートルから150メートルの岩礁地帯に生息し、4月から6月に産卵する。
マダイは、桜の花に合わせるように旬を迎え、桜のような色をしているので「桜鯛」とも呼ばれる。
季節を問わず、刺身や焼き物、煮物、潮汁、ちり鍋など、丸ごと料理に使え特に姿焼きや頭を二つに割って煮つけるカブト煮は、お祝いの席にうってつけである。
ホシガレイ (Verasper variegatus) 【カレイ科】
今では幻とされるぐらい天然のホシガレイは珍しい。旬の夏場は市場でヒラメの何倍もの相場で取引されている。最近では人工的にふ化させ稚魚を海へ放流するなど資源を増やす試みが行われているが、やはり天然と同じ価値には程遠い。
本来東京湾でも獲れていたそうだが今ではまったく獲れない。江戸前ではまったくの幻のカレイである。
まさしく海のダイヤモンドといったところか・・・
マツカワ (Verasper moseri) 【カレイ科】
日本海北部、茨城以北から北海道南部まで棲息。知る人ぞ知る高級魚である。
現在ではホシガレイ同様、漁獲量が激減した魚であり、養殖、増殖が盛んに試みられている。
値段もヒラメ同様か超えるほどに高価で間違いなく刺身の魚である。身の色はうっすらと飴色を帯びており旨味甘味がほどよく非常に上品である。
また身質がいいのと脂があるので塩焼き、煮つけなどにも向いている。
ババガレイ (MIicrostomus achne) 【カレイ科】

このカレイはババガレイという正式名称よりも「ナメタ」で流通する。日本海側や茨城以北の市場で見られ大きくなるカレイで3kg以上の魚体も珍しくはない。旬の冬場は子を持ち(アップ画像を参照)煮魚料理でこれほど美味しい魚はそういない。
冬場のカレイ類では最高級品で特に東北地方などでは正月に食べる「歳とり魚」とされる。ねっとりと絹のような身は素晴らしい白身。
小型のものが多く旨味脂が少ないが希少性や食感のよさなど魅力は充分。
アンコウ (lophiomus setigerus) 【アンコウ科】

アンコウは、水深100メートル以上の海底で生息し、平らな体と大きくひろがる口(アップ画像参照)をしているので、見た目にはグロテクスな魚。
口の上についている擬餌状体を使って、小魚を誘い寄せて食べる習性がある。
また、アンコウは七つ道具といわれ、捨てる部分がない魚とされています。
七つ道具とは、皮、肝臓(アンキモ)、ぬの(卵巣)、水袋(胃)、えら、とも(尾の部分)、柳肉(ほお肉)のことで、すべて食べることができる。
アイナメ (Hexagrammos otakii) 【アイナメ科】
一昔前は一般向けの魚として愛されてきたアイナメだが、今となっては市場でも高級魚として扱われている。釣り魚としても人気が高い。
旬は2月〜4月頃。雄は黄色、雌は茶色の体色で見分けられる。南東北地方では、刺身や煮付けはもちろんだが、タタキとして食用されこれが最高の味わい。
コチ (Platycephalus indicus) 【コチ科】 
頭も体も上下から押しつぶしたように幅広く、偏平な形の白身魚。呼び方は地方によって異なり、東京では「マゴチ」九州では「ゼニゴチ」四国では「ムギメ」と呼ぶ。
日本近海の砂底にすみ産卵は5月頃。
これにあわせて常磐では4月頃から夏にかけて釣られている。しかし全国的には秋から冬にかけての落ちの季節に釣られている。
40cm〜60cmの大型になり食べても美味しい高級魚である。
イシガキダイ (Oplegnathus punctatus) 【イシダイ科】
イシダイよりもより暖かい海に棲息。東北地方の太平洋側ではイシダイと比べてあまりお目にかかれず以外にも珍しい魚とされる。
これが伊豆地方の西伊豆では当たり前のように水揚げされる。
イシガキダイは大きくなると体の模様が消えて黒一色なるが口の周りだけが白い。これで「くちじろ」という呼び名がほど。
味はイシダイとほぼ同じレベルで刺身に塩焼きにとても美味い魚のひとつである。
メバル (Sebatesinermis) 【フカカサゴ科】

メバルは大きな目からその名前がついたように、大変目のよい魚である。
日本中広く分布し、住む場所によって体の色が違っていて、キンメバルとかクロメバルと呼ばれるが、これらは同種で一般に浅い所に棲むものは比較的黒い体色をしており深いところに棲むものは赤い体色をしている。春告魚とも呼ばれ旬は春。上品な白身で焼き魚としては最高級品。
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カンパチ (Serio dumerili) 【ブリ科】
温帯地域に棲息する肉食形の魚。
もはや寿司や和食の世界では刺身ダネとしてなくてはならない魚とされ季節を問わずに値段が高い。そのため早くから養殖されて、市場で見かけるほとんどが養殖ものである。
地元常磐では秋口に「汐っ子(しょっこ)右写真」と呼ばれる幼魚が釣りで漁される。しかし天然のカンパチは大きくても1.0kでほとんどが小型のもの。
天然のカンパチは身が硬く歯ごたえがあり刺身にして旨味を発揮する魚である。
ムラソイ (Sebastes pachycephalus) 【フカカサゴ科】
海藻や岩礁域に生息し、底狙いの浮き釣りや穴釣りでよく釣れる小型の根魚。
卵胎性の魚で春に仔魚を産むようである。日本沿岸の岩礁地帯やゴロタ場に生息し小魚類、イカ類、エビ、カニ類などの動物性のものなら何でもを食べる。根魚特有の淡白な白身でどんな料理にでもよく合う大型は刺身が一番だが、塩焼き、煮付も美味い。
カサゴ類ではカサゴとともに日本各地の沿岸で最も普通に見られる種。
クロソイ (Sebastes shlegeli)  【フカカサゴ科】
体は暗灰褐色。腹膜は銀色で、黒褐色点が散在し頭の棘は小さいが強く、鼻棘、眼前棘、眼後棘及びろ頂棘がある。
*眼前縁に3本の鋭い棘がある。
*背鰭に13本の棘がある。尾鰭は丸い。
*下顎に鱗がない。
本種はエゾメバルと混同されやすいが、尾鰭に白色横帯がないことで区別される。また、本種はキツネメバルに似るが、眼前骨下縁に3本の棘があることで異なる。
ヌマガレイ (Platichthys stellatus) 【カレイ科】
カレイ類なのに、ヒラメと同じ左に目がある魚でカレイの例外的な存在である。
日本海若狭湾、青森以北に棲息、漁獲があるようだ。汽水から淡水にも入り込むために「川がれい」の別名もある。
淡白で脂のないカレイである。そのため焼くとパサつく。それが刺身にすると、それなりに味わえるので最近は活けのものが入荷する。
マアナゴ (Conger myriaster) 【アナゴ科】
腹びれがなく腹部が白いのがアナゴの特徴で、白身魚に分類されウナギ、ハモと近縁になる。
アナゴと言えば寿司と天婦羅、江戸前の味を作り出す代表格といえる。
そのため関東の市場内の魚屋での仕入量が一番多い。また大きさも「めそ」と呼ばれる30cm弱の小型か70cmを超える大アナゴまでS.M.L.LLなど規格化されて出荷される。アナゴの天婦羅は絶品である。

ヒガンフグ (Takifugu pardalis) 【フグ科】
ヒガンフグの刺身はフグ属の中ではトラフグの次に美味いといわれ身は硬くシコシコしていて旨味もあり鍋、唐揚げには絶品な素材である事は間違いない。
しかし、よく間違いられるのがアカメフグでありヒガンフグとでは精巣に毒があるかないかなど違いがあるので注意が必要である。
ホウボウ (Chelidonichthys spinosus)  【ホウボウ科】

タイ同様、赤い体色から祝い事によく使われている。旬は12月〜4月で寒い時期が脂がのって美味。
頭部が角ばっている事から「方頭」と名付けられたと言う説もあるが、魚で鳴くのは珍しいがこの魚は、確かに「ボウボウ」と鳴くのは事実である。
市場では高級魚として取引されまさに魚通ならではの食材といえる。
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クロダイ (Acanthopagrus schlegeli) 【タイ科】

釣り魚として人気が高いクロダイ。
多くの地方では「チヌ」と呼ぶ事がおおい。
刺身の味わいは夏から春にかけて上々。タイ科の魚ならではくせもなく甘みがあってうまい。また近年多量に出回っているためかフレンチでよく使われているポワレやムニエルなど油を使うものに合う。
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