シラウオ (Slangichthys microdon) 【シラウオ科】
ハゼ科のシロウオと名前も姿もよく似ていて、混同しがちであるが、シラウオは頭部が尖っているが、シロウオは丸く口も大きい。どちらも刺身、卵とじ、酢の物、天婦羅などに利用される。
シラウオ漁の刺し網漁は、東北地方で数隻が操業しており、引き網漁が3月末で禁漁期に入るのに対して、刺し網漁は4月末まで漁期があるため、大きなシラウオを漁獲することができる。
漁獲されるシラウオはほとんどが、イシカワシラウオという種類。新鮮なシラウオは、身が透明。
マダコ ( Octopus vulgaris) 【マダコ科】
タコの種類は多いが食用として主要なものは本種とミズダコ。
ミズタコに比べ大きくても5kgで主流は2kg前後。
関東ではミズタコよりも評価が高く、活魚、加工物に関わらずタコ類では最も高級といえる。
刺身はもちろんの事、茹で蛸、天婦羅で調理される。
ミズダコ (Octopus dofleini) 【マダコ科】
最近はマダコよりも本種のほうが市場では幅をきかせている。
市場にくるものでも大きなものはゆうに10kgを超え体長3mに達する。足を薄くそぎ切りにした刺身はミスダコ料理の定番になっており、マダコに比べ格落ちは否めないが、食感や柔らかさで人気がある。またそれを鍋でしゃぶしゃぶにすると、明らかに生より上。
ヒラツメガニ (Ovalipes punctatus) 【カニ科】
日本では北海道以南に棲息。甲羅の大きさが10センチ前後の小型のカニである。
背中に白い線状の模様が彫り込まれHの形に見える。(右画像参照)東京市場では「マルガニ」と呼び値段も決して安くはなく大きさで価値観が変動する。市場には秋から冬に多く入荷する。小さなものはそのままぶつ切りにしてみそ汁にも最適。カニ味噌も濃厚でかなりの味わいである。身が取りだしづらいのが難点だがその身はタラバ・ズワイをも凌ぐ。
ホッキガイ (Pseudocardium sachalinense) 【ホッキガイ科】
和名のウバガイは、流通の業界で使われることはまずない。もっぱら詩情的な名前の「北帰貝ほっきがい」である。
市場へは福島、北海道などが多い。獲れる場所によって色合いが違い、北海道の樽前浜のものや室蘭のものは真っ黒から焦茶色。福島や茨城のものは薄茶色からクリーム色である。熱を通すとぐっと甘味と旨味が増す。



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